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世界のふりがな

 投稿者:わたりどり  投稿日:2017年 8月 6日(日)19時03分41秒
  この世界を作ったっていうカミサマは
作ったものにふりがなをふっていないから
キラキラネームみたいに
どう読んだっていいのさ

世界に転がっているものに
ふりがなをつけることは
便利かもしれないけれど
それにしばられちゃあ窮屈だ

だれかのふったふりがななんて
きにしなくていいのさ
じぶんがうっかりふったふりがなも
こなごなにしてそらのむこうにとばせばいいのさ
 
 

9月1日

 投稿者:わたりどり  投稿日:2016年 9月 1日(木)21時24分27秒
  9月1日を
無事に逃げられた子どもたちへ

長い人生には
最短距離を歩んだのでは
見つけられないものがある

君が見つけるそれは
誰かにはひとときの休息だったり
未来そのものだったりもする

わかりやすい道しるべを頼りにして
小さく勝ったつもりになって
袋小路へ向かっていることは
わき目もふらずにいては気づけない道を
君は見つけたのだから

逃げることは少しも恥じゃない
したたかに逃げてしまおう
やがて
君の旅が
歯ごたえのある旅が
始まる
 

震えたことを思い出す

 投稿者:わたりどり  投稿日:2016年 3月17日(木)22時52分59秒
  卒業シーズンを思い返せば
いずれの景色の中でも
自分の心は震えていた

春と呼ぶにまだ早い
冬の残り香のする風の中
一つ前の区切りから
確かに刻んだ歩みを誇らしく思いつつも
馴染んだ場所を離れる心細さと

いつでも会えた顔たちに
いつでも会えるさと別れを告げて
明日には会えないのだと分かっている切なさとを抱えながら

まだぼんやりした輪郭しか見ぬ広い世界で
勢いだけでどこまで行けるか試してやろうと
多分に空回りしつつ
武者震いしている

胸の奥に
薄紅の桜を浮かべた
小川が静かに流れるような
あの日を思い出す

荒波にもまれる前の
友の顔とともに
思い出す
 

救うことは選ぶことか

 投稿者:わたりどり  投稿日:2016年 3月 1日(火)23時49分13秒
  目の前の誰かを救おうとする
その純粋な気持ちは尊い
けれど 目の前のことしか見えなくなることによって
救えたはずの多くの誰かを救えない場合もある

一騎当千の猛将も 戦場に埋没すれば一度に相手できるのは1人の兵だけ
大局を見て 味方の力を最大限に活かす策を打てる軍師にしてみれば
小さな駒の一つでしかない

せめて自分の周りだけでも 冷静に 目と耳を研ぎ澄ませば
その目と耳は周りとつながり それがずっと広がれば
大波のような敵にも 抗う術を見出せる

危機の最中に居るときこそ
人の間に心をつなぐ糸をめぐらせ
互いの背中を預けあい
刻々と変わる流れを見極めよう

誰かを助けたいのなら
大きな力を生み出せる姿勢を取ろう
ひとりを助けて あとはどうでもいいならいいが
荒野に二人だけで立ち その人に涙を流させたくないのなら
 

絵の具の旅

 投稿者:わたりどり  投稿日:2016年 2月17日(水)22時37分22秒
  例えば絵の具の緑色は
どこか遠くから絵の具の工場へやってきて
チューブに収まり
そこから旅をして別のどこかへたどり着き
今ある場所に自分のかけらを残したのだ

いつかまた雨や涙に溶け出して
再び広い広い世界へ旅をするのだろう
人の歴史や営みなど
それに比べたらひとときの瞬きのようさ

けれどその一瞬だから
輝くこともある
一瞬だからこそ
かけがえのない出会いは奇跡にも思える

どちらも
互いに
愛おしいのだ
 

friend ship

 投稿者:わたりどり  投稿日:2016年 2月11日(木)22時21分44秒
  友が漕いでゆく舟と
自分の船が
それぞれの行き先へと別れる

天気はどうかな
ひどい嵐は来ないかな
いつまでも船尾が消えた方角を気にしている

僕らは
迷ったから
出会えた
悩んだから
旅立てた

愛おしい場所が
懐かしい景色に変わっても
それは悲しいことじゃない
港が一つ増えたのだから

揺れる手の先に見える
君の手を振る姿
この光景はいつまでも消えない

遠く遠く
どこまでも遠くなっても
思い出すだけで笑顔を呼び起こす

両手を下ろし
それぞれの船で旅路に向き合う
いつかきっと
どこかで出会い
再び手を振りあう日まで
 

自分のままで行こう

 投稿者:わたりどり  投稿日:2015年12月27日(日)22時24分2秒
  変わらないもの
自分としては変わったように思えても
変わらないものとして受け取られるもの
そこに差はあるのだろうか
差を見出すことに意味はあるのだろうか
そのまま連れていくこと
あきらめを連れていくこと
それが自分のまま行くということなのかもしれない
 

思い出のフィルター

 投稿者:わたりどり  投稿日:2015年 9月21日(月)20時35分42秒
  思い出の風景が
どんなふうに心に浮かぶかによって
今そのときの心模様が推し量れる
大事な思い出なら
素敵に思い出したいから
大事な思い出にしたいなら
今この時を大事にしないとね

穏やかに暖かい景色も
弾む賑やかな声も
今が悲しければ
曇ってしまうから
 

水筒の底が少し汚れていたとしても

 投稿者:わたりどり  投稿日:2015年 8月 4日(火)12時51分48秒
  どこかのだれかが
何を言っても言わなくても
日は昇り風は吹き日は沈む
何かに気づいても気づかなくても
目は覚め腹は減り眠りは訪れる
毎日生まれ毎日死ぬようなものだから
どうでもいいことをたくさんしようよ
 

現実感のある小説

 投稿者:わたりどり  投稿日:2015年 4月22日(水)22時40分49秒
  管理人、わたりどりの別の顔のお知らせです。
こことは別の空間に小説を掲載しています。原稿用紙だと200枚くらいになる分量です。

http://www.geocities.jp/migbird96/satooya/stage5.html

この宿とは違って現実感あふれるものとなっておりますが、ご興味がありましたら、どうぞ。
 

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